建造を終えた新艇

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WOODYヨットは必ず理由を持って施工します。

コクピット物入れも、その用途に合わせて作られます。

前部は高さも深く全体としては大きな物入れになりますが、基本的にフェンダーを収納していきます。

後部は下部に予備の清水と燃料のタンクを積み込み、上部は浅くして簡単に出し入れできるように作ります。

全てフィンランドバーチ合板で造作しますが、コーティングはあえてしません。

理由は風通しの悪いコクピット物入れには濡れたまま収納するものが多いため、木の持つ乾燥させる力を十二分に発揮させ、船内を常にドライに保ち、間違ってもカビがいかないようにしています。

FRP艇はキャビンには内張りなどをして結露などを防いでいますが、コクピットまで2重にはされていませんので、コクピットを開けるとすごいカビ臭い艇が多く見受けられます。

中間の板を作っています。これでとても使いやすいコクピット物入れとなります。