表面の接着剤が無くなっていくと、綺麗なマホガニー材が見えてきます。
フレーム用のフロアー材固定ボルト穴も同時にエポキシで穴埋めをしておきます。
バウ側は成形も難しく、大変気を使う部分です。
カンナ掛けとサンディングが終わるとストリップ間の隙間が出てくるところもありますから、この時点でエポキシ接着剤のパテ打ちをします。
さらに細かなサンディングを終え、ほぼ成型も終了しています。
いよいよダイニールの加工です。形に合わせてクロスをカットしています。
ハケとコテを使いしっかりと船体に張り付けていきます。すでに内側はダイニール加工がしてあり、ストリップ間も完全に充填されていますので、内側のコーティングより遙かに少ない使用量です。
内側も外側もエポキシのコーティングにより、木造ヨットとは言え実際はプラスチック船になります。
これで船体は全く直接外部とは接しない木造ヨットとなります。
全ての船底部分のダイニール加工が終了しました。