80cmから始まるため、当然前も後ろも斜めにキールに取り付けることになります。高度な技術が要求されます。
隙間がおきると接着不良や強度の低下が有りますし、水漏れの原因にもなります。
最初はほぼ水平ですが徐々に角度もついてきますので、1本1本の施工が大切です。キールより3本はステンレスビスの間隔を半分の7cm以下にします。
ビルジ溜りの製作です。
深さは15mmと浅いのですが、これで効果は十分で、今まで丸形のハルはビルジが踊ると思われていたのを、一気に解決しました。
この技術も足立ヨット造船独自の技術で、常に創意と工夫が大切と思っています。
ビルジ溜り用の穴が見えています。
キールとの斜め接合が良くわかる写真です。
この施工をしっかりとしておかないと、後々困ることになります。
かなりハルが進みました。
全体が扇型になっているのが良くわかります。
全長の半分まで到達しています。
15mmのハル厚はとても薄く感じられるのですが、ステンレスビスと接着剤+ダイニール加工で大きな強度となります。
あと少しで最初のダイニール加工が出来る幅まで張り終わりました。
少し判りにくいですがビルジ溜りの部分です。
外板も両側で30本とすでに60cmに成りました。