基本となる横木を入れて半分が壁面で、半分が入り口の引き戸ドアーになります。
一般的には開きドアーが多いのですが、狭いヨットには開き戸より引き戸の方が遙かに良いように思います。 ヨットには引き戸は少ないですが何故なんでしょうか。
今回の電動トイレは日立のキャンピングカー用に開発されたFRP製トイレです。 パーのラージほどは大きくないのですが、少し洗浄器の前側がはみ出しますが、支障はないようです。 ビルジポンプのモーターを使用しているようで、1度WOODYヨットに採用していて、トラブルのないことも確認していますし、価格もパーの半額です。 このトイレはお勧めです。 以前は固定ボルトが合わなかったのですが、改造無く取り付けられます。
床から造作していきます。 ACTIVE SALON 艇は床が高いので、かなりの嵩上げになります。 しかしバルブが付くので、床が高いのはかえって造作が楽かも知れません。
今回もフォールディングタンクを使います。 SUSの2mm板を使って作ります。 2*1m *2mmのSUS板をプラズマカッターで切断します。
2mmは少し重たいですが、頑丈なタンクです。 曲げ加工が出来ないので全てアルゴン溶接で作ります。
電動は排水が25mmですから、今回は38mmにアップせず、そのままでスルハルも取り付ける予定をしています。
手動トイレならば38mmですから25mmなら安心です。
取り付けようの平板4ケ所、トイレ排水の流入と流出25mm径2ケ所、エアー抜き16mm、くみ取りよう38mmの4本のパイプを溶接して完成です。 ハーバーでの使用時には排水バルブを閉めるだけで、港内から出たらバルブを開けるだけで自然に排水されます。
完成したら新兵器の電解研磨機で溶接箇所の焼けを取る予定です。