サイドデッキはフォアの進捗に合わせて、徐々に後方へ移っていくのです。
茶色く見えている接着剤は、シーカフレックスの#298で、歯形コテで厚みを出しておきます。
勿論プライマーはしっかりと塗布してあります。
チークデッキ材は船体のRに合わせて曲面に張っていきます。
不思議だけど、曲がるのです。
フォアは3枚ずつ左右張っていきます。
コーキングのための隙間は4mmで、4mmのマリングレードを隙間に挟み込んでいます。
どんどん進んでいきます。
方舷は終わり後少しでフォアデッキは完了です。
ギザギザハートはビルダーとしてのこだわりと、やはり見た目も大切ですから、ここは毎回気合いが入ります。
最期にギザギザの鮫の刃を接着します。
この部材だけは10mmで取り付けていますが、後で面位置に仕上げます。
サイドデッキもRで幅を確保し、しっかりと固定しています。
ほぼサイドデッキも終わりですが、斜めの細い材を入れるとビスで固定できないのと、やはり見た目の美しさから加工して取り付けます。
このように複雑な固定に見えますが、黒のラインが入るととても美しいです。
キャビントコクピットの所でデッキ幅が変わりますので、このような取り付けにしました。
この写真はすごみと美しさがありますよね。
埋め木は1本ずつ手作りで作っています。
円錐形にしてあり、しっかりと打ち込めるようになっていて、エポキシ接着剤併用で、木の目に合わせて1こずつ丁寧に埋めていきます。
埋木の頭を飛ばし、サンディングしています。
シリコーンの黒色をしっかりと4mmの目地に埋めています。
勿論プライマーは絶対必要です。
デッキごとサンディングをして仕上げていきます。