WOODY ACTIVE 87 ケッチ クルーザーヨットの建造
摩材とは摩擦材から来た言葉です。
「こすっても良いよ」と言う意味なんでしょうか。ステム材は厚み60mm、前後厚み100mm、の積層材で強度は充分なのですが、外板の小口が先端にはあります。
この先端の小口の保護と外板そのものを痛めないため摩材で保護もし、「実際に前部をぶつけても船体本体は痛めないですよ」と言う部材です。
トランサムはより美しく と言うことにこだわっていますが、勿論先端は最も目立つところですから、やはり美しくなくては。
2006.5.22 更新
摩材はハルと違いチーク材で作ります。
色合いの違いも有りますが、少しRが有りますので5mmか4mmの積層にします。
この摩材は1枚の厚みが薄いので、エポキシの接着材で固定します。
接着剤が固まったら固定用のビスは抜いています。
埋め木の出来るところまで改めて穴を開け直しビスで固定します。
接着剤併用でしっかりと埋め木します。
ハルと一緒にニスで仕上げていきます。