WOODY 82 ケッチ クルーザーヨットの建造記
いよいよフレーム*1の組み立てに入ります。
今まで部品で作っていたフレームをキール*2に設置されているフロアー材*3と結合させて骨組みを組み立てていきます。
*1ヨットの骨になる部品でアバラ骨と言えばわかりやすいです。
2*これも骨にたとえるなら背骨になります。とても重要な部材です。
3*キールとフレームを接合するための部材です。基本はマホガニー木材で作りますが、より強度のいるマスト付近はチークむく材にしています。
半分ほど組みあがったフレーム骨組みです。正確に設置するためにレーザー*4を使用しています。
今までは下げ振りや測量レベルを使っていたのですが、今はこのレーザーのおかげで正確に、早くできるようになりました。
*4レーザー芯出し機と一般に言われています。建築の基準だしとして開発されていますが、造船にはとてもありがたく、4台も使用しています。
フロアー材による取り付けがよくわかります。
フレーム自体は厚み20mmと細いので、仮設材でしっかりと止めて行きます。
フロアー材との取り付けは6mmボルトとエポキシ接着剤でしっかりと取り付けます。
取り付け後余分なフロアー材を削り落とし、フレームと一対にします。