模型とはいえ、逆に1/10のため少しの誤差も10倍の誤差になりますので、レーザーを使い正確に測定されます。
ストリツプが完成すると、研磨してエポキシパテで仕上げていきます。
研磨後インタープロテクトを塗布しポリパテで仕上げていきます。 実艇と殆ど行程は変わりません。
成形が完全に終了したらウレタン塗装をします。
この後バラストとスケグを取り付け、水槽試験をしました。
残念ながら船底部分には現在公表できない秘密があり、これ以上の写真はお見せできませんが、2008年春その新艇を発表します。
水槽試験後さらに細かな仕上げをして実測、再びCADで実艇の図面を書きました。
ここまで4ケ月かかりました。
この模型の前に基本となるCAD図面を書くためのウレタンフォーム模型です。
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従来の造船所は設計者と造船者は全く別の場合が殆どなのですが、足立ヨット造船では設計から建造、メンテナンスまで一貫して行います。
この方法は全てにおいて責任も負うことになりますので、今まではだれも行わなかったのかも知れません。