トランサムには排気管が取り付けられます。
デッキ上にもスルハルがあります。燃料や清水の給油口もしっかりと止水されなければ成りません。
写真はさらにトイレ用のフォールディングタンクのスルハル口です。
ビルジポンプの出口にもコックを取り付けています。
インペラーの構造で逆流はなく、喫水よりも上に取り付けていますが、さらに安全のためコックを使用しています。
取り付けるブレードレスホースには必ず2ケのステンレスバンドを使用しています。
トイレの排水にはベンテッドループを使用して、逆流を防ぎます。ヨットやボートの沈没は衝突などのハルの破損より遙かにスルハルからの浸水が多いのです。
トイレ手洗いの排水は32mmのブレードレスホースを使用します。できるだけ真っ直ぐな位置に取り付けます。
清水コックは温水器がありますので、清水と温水管がつながります。必ずバンドは2本使用します。
トイレの排水は38mmで最も大きな径です。
一旦フォールディングタンクに入りますが、排水コックが開いている場合はそのまま貯留されずに排出されます。
ポンプを使わない自然落下式のタンクですが、しっかりとホースが止められていないと、悲惨な目に遭います。
タンクの上部はくみ取りようのスルハルにつながっています。
時々はここから清水で清掃します。
電動トイレからの出口は25mmですのでホース径を変更しています。
温水ホースにはマスキングテープで印をしています。ホースバンドの止め方をよくご覧下さい。この止め方をすればまず水漏れの可能性は有りません。
トイレからの排水はバネ式の透明ホースを使っています。折れ曲がりを防ぐのと流れを見るために透明を使います。
臭い物には蓋はヨットでは駄目ですよ。
トイレの床下に2本のバルブがありますが、1つはトイレへの給水ともう1方はエンジン冷却です。
トイレの混合栓はシャワーにも使用できます。