ヨットには外部への排水関係や、給水用にスルハルと呼ばれる多くの給排水用の部品が取り付けられます。
小さな物は1/2インチ(13mm)から1 1/2(38mm)までが主ですが、スピードメーターセンサーや、WOODY艇独特のペラルックやラダーシャフトなど10カ所以上船底に穴を空けることになります。
WOODY艇には多くのスルハルを使用します。
今回の艇でも、トイレ5、ギャーレー1、ビルジ2、エンジン1、エアコン2、スピードメーター1と多くのスルハル配管をしています。
艇に穴を開けるのを恐れる方も多いですが、しっかりとした施工をすることと点検さえすれば遠慮無しに必要数を取り付けます。
トイレフォールディングタンクのエアー抜きです。
使用する電動トイレは日立製のマニュアル電動トイレで、オートマチックより遙かに安価で、ラージとショート(一般的に使われている丸い便座)の中間になります。
ラージで無いため、そのまま温水洗浄器を載せると前側が出てしまいます。
今回はヘッド(トイレ)の床もチーク無垢床にしました。
3分割にして、一番前にはグレーチングが取り付けられます。
塗装が終わったらコクピット物入れ蓋を取り付けします。
床板は全てチークの無垢材で作っていきます。 一般的にはストライブラインの入ったチーク柄の突き板合板を使用しますが、WOODY艇では9mmのマリングレードに8mmの無垢チーク材を使って1つ1つ丁寧に作ります。
最初に周りの枠を作り、中のチーク材はプレスで接着します。
コクピット全体の塗装です。
事前に養生作業を行います。
ダイニール加工のまま置いていたトランサムには、厚み10mm、幅100mmのチーク板を張ります。
ギャレーとヘッド(トイレ)には細かな物入れを作りつけます。
このケースはヘッドの手洗い横に上面を彫り込んで取り外しできる物入れとします。
シャンプーや歯ブラシなどを置きますが、固定にせずに取り外しにすると、清掃が簡単に行えます。
コクピットの背もたれ部分をコーミングと呼びますが、この部分にもマホガニーバテンを張っていきます。